初めて人間ドックを受診してきました
　人生初の人間ドックを受診することになりました。せっかくなので、オプションで胃内視鏡検査を受けてみることに。事前の説明で、検査後の運転は制限されることが分かっていましたので、病院までは４０分かけて歩いてゆくことに。
　病院に到着した時点で１２時間の絶食になっています。身長、体重、血液検査などは普通の健康診断と用具も内容も変わらないんですね。
　さて、眼圧検査に進みます。てっきり器具を眼球に押し当てて圧力を測るのかと思ってビビっていたら、風を当てて圧力を測るんですね。
　腹部エコー検査にやってきました。ジェルを塗られてから器具を押し当てられるのですが、正確に臓器を押されるとこんなにも圧迫感のあるものなんだと初めて知りました。ボクシングマンガでボディーブローは地獄の苦しみと表現されていますが、今更ながらに納得できました。幕之内一歩の肝臓撃ちを喰らって戦い続けた人達は実は凄いんだな〜。
　いよいよ胃カメラです。口内に即効性の麻酔薬をスプレーするのですが、これが苦くてとにかく不味いんです。マウスピースを咥えて横になり、早速内視鏡が挿入されますが、胃の中に入り込む際に関門があります。しかし、これさえ通過してしまえば後はスルスル入ってゆきます。画像を観せてくれながら解説があるのかと期待していたのですが、この病院では行っていませんでした。胃のこの辺りに内視鏡が来ていると感じられるのは面白い経験でした。
　検査中、ゲップと唾を飲み込むことを禁止されていましたが、ゲップを我慢するのはついにできませんでした。うら若い女の子が発したなら恥ずかしくなってしまうようなオヤジっぽいゲップです。まぁ、すでに私はオヤジなので問題ありませんが。
　内視鏡を引き抜き検査は終了したのですが、あと１時間は水を飲むこともうがいをする事も出来ないと知り、口の中の麻酔薬の苦さにあと１時間も付き合わされるのかと知り愕然としたのでした。絶食はすでに１４時間に達しています。お腹すいたなぁ。