蛇ヶ岳を目指したけど失敗
　大晦日で消耗した体力が一晩で60%まで戻ったので、群馬県の蛇ヶ岳に向けてのツーリングを行う前提で片付けと作業を進めます。しかしここに落とし穴がありました。体力はツーリングに耐えられるまでに回復していたのに対して、集中力が全然回復していなかったのです。だから、作業も散漫になり、出発予定の午後7時になっても終わらず、結局仮眠を30分とり3時間遅れて午後10時の出発となりました。
　お正月でも交通量の多い中山道（国道17号）を北上します。体力はあるのでペダリングはスムーズなのですが、やはり寒いです。それでも30分すると温まった血液が全身に行き渡り、大宮を過ぎるくらいにはポカポカに。とは言え、凍結注意の掲示を目にすると、アウターを*脱ごうという気は失せます。
　疲れていなくても2時間に一回はコンビニで小休憩と補給を摂ります。午前6時このままではペダルを漕ぎながら眠ってしまいそうなので、コンビニの駐車場で仮眠をとることに。氷点下なのでアウターを*重ね壁に背中をあずけたら気合で眠りにつきます。
　20分後すっきりして走りを再開すると、いたるところに**生誕の地をアピールする掲示があるのを見つけ、ここが深谷市であることを再認識します。
　榛名湖に向かうには、県道28号高崎東吾妻線を進めば良いのですが、分岐を間違え県道126号に入ってしまいました。いわゆる旧道で大幅な遠回りになります。3時間遅れで出発したこともあり、戻ったら確実に間に合わないので仕方なく進みます。しかし旧道だけあって、群馬の松や常夜灯や観音像など私の好きな史蹟を辿れたのは嬉しかったですね。
　13.8%の勾配をえっちらおっちら登っていましたが、【榛名湖まで4キロメートル】の標識を見つけてしまい、このペースで登りきってから登山を開始すると日没までに下山できないことが判明したので撤退することに。
　遥か遠くに見えていた高崎市街がぐんぐん迫ってきて、あっという間に下界に到着です。帰宅してからの作業時間を考えると電車を利用するのが賢明です。高崎駅に近づくとなにやら大勢の人集りが。何だろうと観察してみると、あの有名な『だるま市』ではありませんか。てっきりどこかの境内で行っているのかと思っていました。ほんとに達磨ばかり扱っているんですね〜。勉強になりました。
　蛇ヶ岳は年内にもリベンジする予定です。